| ■虚の王 著:馳星周 版:角川文庫 価:743円 □読書ノート 引:「おまえだってその気で来たんだろう」吐きだされた言葉−その気だった。だが、望んでいたのはあんな形ではなかった。口に含まされ犯された。襟首の布地が伸びたTシャツ。引き破られたパンスト。温もりはなかった。快感もなかった。あったのは嫌悪と苦痛だけだった。 感:暴力やセックスが躊躇なく登場し弱肉強食の争いをしています。元々暴力系小説は得意ではないのですが、馳氏の言葉が心でなく直接体に突き刺さるような感覚に陶酔することができます。暴力意外に言葉での争いもあるから、争いがよりリアルに感じられるのではないかと思います。 |